妊娠中に薬を飲んでしまった!薬の影響と飲んだ場合の対応法

2020.11.20

 

妊娠をすると、ママの体にはさまざまな変化が起こります。

特に、妊娠初期に起こる症状は風邪の症状に似ているため、妊娠に気づかずに、風邪薬を服用してしまったというママもいることでしょう。

なかには赤ちゃんの成長に悪影響を及ぼす薬もあるため、服用の際には注意が必要です。

ママの健康と赤ちゃんの成長を守るためにも、薬の与える影響についてご紹介します。

 

妊娠中の薬服用は赤ちゃんにどんな影響がある?

 

 

妊娠中はさまざまな体調不良におそわれますが、ママはなるべく薬を服用しないように心がけていることでしょう。

薬を服用したことで、一番心配なのは赤ちゃんへの影響ですよね。

普段は何気なく服用していても、含まれる成分によっては赤ちゃんの成長が阻害される可能性もあるからです。

具体的に、どのような影響を与えるのでしょうか。

 

妊娠4~7週は赤ちゃんに一番危険な時期

 

 

妊娠初期の4週目~7週目は、赤ちゃんの体が形成される過程で最も大切な時期です。

このころから、妊娠をしていることに気づくママも少しずつ出てくることでしょう。

日々、おなかのなかで赤ちゃんは目まぐるしく成長しており、心臓や胃、脳などの主要な器官が作られるのもこの時期です。

あらゆる影響を受けやすい時期のため、奇形をおこすリスクが高まります。

そのため、服用した薬によっては、赤ちゃんの器官形成の妨げとなり発達に大きな影響を及ぼしてしまうので注意が必要です。

 

妊娠中期~後期も医師の処方以外の薬は控える

 

 

薬の影響を受けやすい妊娠初期が過ぎても、基本的には病院で処方された薬を服用するように心がけましょう。

自己判断で薬を飲むと、赤ちゃんだけではなくママの体にも悪影響を及ぼすからです。

妊娠中の体はデリケートなため、妊娠前にはなかった副作用が出る場合もあります。

また、妊娠中期ごろには赤ちゃんの主要な器官形成はほとんど完成しているため、奇形が起こる可能性は低くなります。

しかし、胎盤を通してママが服用した薬の成分が赤ちゃんに移行します。

病院で妊娠中でも服用できる薬を処方してもらうと安心ですね。

 

持病の薬はやめないで!体調が悪化する危険

 

 

もともと持病があり、普段から薬を服用しているママもいますよね。

その場合は、自己判断で服用をやめるのではなく、必ず担当の医師に相談をしましょう。

急に薬の服用を中断すると、ママの体調が悪化したり、赤ちゃんの発育に影響を与えかねないからです。

薬を中断することで、ママの体調面への不安が大きなストレスになる可能性もあります。

妊娠中でも適切に薬を服用することが、ママと赤ちゃんの健康を守るためにも大切です。

 

市販薬は絶対にNG?サプリメントならよい?

 

 

妊娠中は、つわりや体の変化により体調不良になりやすい状態です。

そのため、自宅にある市販薬を飲んで症状を和らげようとするママも多いことでしょう。

また、食事で十分な栄養をとれているか不安になりますよね。

そのようなときには、サプリで必要な栄養素を手軽に摂取する方法があります。

しかし、妊娠中でもサプリや市販薬を飲んでもよいのでしょうか。

 

サプリや市販薬は必ず医師に確認をする

 

 

赤ちゃんの成長のためには、ママが栄養バランスのとれた食事をとる必要があります。

へその緒を通して、ママが摂取した栄養素が赤ちゃんに届くからです。

特に、葉酸や鉄は不足しがちな栄養素のため、サプリでの摂取がすすめられています

また、市販薬の中には妊娠中でも飲めるという商品も数多く存在します。

しかし、サプリや市販薬に含まれる成分が、ママや赤ちゃんに影響を与える可能性もあるのです。

服用をする前には、必ず医師や薬剤師、登録販売者に相談をしましょう。

 

予防接種を受けたい場合は医師の指示をもらう

 

 

妊娠中は、ママの抵抗力が弱まっているため感染症にかかると重症化するおそれがあります。

そのため、予防接種や手洗い、うがいの徹底など病気にかからないようにより気をつかいますよね。

しかし、妊娠中に予防接種を受けようとする場合には注意が必要です。

予防接種のなかには、赤ちゃんやママの体にダメージを与えるものがあるからです。

例えば、インフルエンザの予防接種は不活化ワクチンのため、妊娠中でも特に問題がないといわれています。

しかし、麻疹や風疹、流行性耳下腺炎などの予防接種では生ワクチンを使用するため、妊娠中は接種不可とされています。

できれば、妊娠を希望した時点で抗体を調べ、予防接種を受けることが理想的です。

妊娠中に予防接種を受けたい場合は、必ず担当医に相談をしましょう。

 

外用薬にも危険な成分が含まれている可能性が

 

 

妊娠をすると、腰痛に悩まされたり、皮膚に炎症が起こったりするため、湿布や塗り薬などの外用薬を利用するママもいるかもしれません。

直接、体のなかに入るものではないので飲み薬よりは安心だと思いますよね。

しかし、妊娠中は体がとてもデリケートなため異常が現れやすく、炎症や痛みをより悪化させる場合があります。

また、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は赤ちゃんに悪影響を与えるため、妊娠中は禁忌薬とされています。

湿布や塗り薬の成分は皮膚から吸収され、わずかですが、へその緒を通して赤ちゃんに届きます。

赤ちゃんの成長を守るためにも、外用薬の成分を確認したり、医師や薬剤師に相談する習慣を身につけておきたいですね。

 

妊娠に気づいたら必ず病院へ!医師に相談をしよう

 

 

妊娠に気づく時期にはそれぞれ個人差があり、月経が遅れていることで気づくママが多いことでしょう。

そのほかにも、倦怠感や微熱が続くなどの風邪のような症状があらわれます。

その場合、つい市販の風邪薬を服用してしまい、あとから妊娠に気づくケースも少なくありません。

気づかなかったとはいえ、赤ちゃんに影響がないか心配ですよね。

妊娠をしているとは気づかずに、薬を飲んでしまった場合はどうしたらよいのでしょうか。

 

掛かりつけ医に薬を飲んだことを伝えよう

 

 

市販薬を服用した場合は、妊娠に気づいた時点で薬の服用を中止しましょう。

かかりつけの病院がないママは、産婦人科で診察を受ける際に伝えることが大切です。

妊娠何週目に飲んだのかによって赤ちゃんに与える影響も異なります。

薬に含まれる成分を確認するためにも、実際に服用した薬をきちんと覚えておきたいですね。

また、持病の薬を服用している場合は、自己判断で中断するのではなく、必ずかかりつけの医師に薬を服用したことを伝えましょう。

相談をすることで、ママの不安を取り除くことにもつながります。

 

妊娠を考える場合は産婦人科医に相談

 

 

普段から薬を服用しているママが妊娠を考える場合、あらかじめかかりつけの医師と相談をしましょう。

医師の診察により、必要に応じて薬の種類や量を変更してもらうことができるからです。

自己判断で薬を中断することは、ママの健康だけではなく赤ちゃんの発達にもかかわります。

薬を服用していなくても、持病がある場合はかかりつけの医師と今後の治療方針や注意点を話し合うことも大切です。

事前に相談をしておくことで、安心して妊娠にそなえることができますね。

 

まとめ

 

 

妊娠中は、ママと赤ちゃんがすこやかに過ごすことが何よりも大切です。

正しい容量と用法を守って服用した場合、過度に心配する必要はないようですね。

しかし、妊娠中は薬の種類にかかわらず、医師や薬剤師に必ず確認をとることが大切です。

特に、普段から服用している薬があるママは、妊娠が分かった時点で医師に相談をするように心がけましょう。

赤ちゃんがすくすく育つためにも、薬との付き合い方には細心の注意をはらいたいですね。