産後1カ月の出血は生理の再開?産後ママの出血とケア方法

2020.10.31

 

お産後、育児でくたくたなときに大量の血液が出たらびっくりしますよね。

体調がすぐれなかったり、赤ちゃんの育児など産褥期は何かと大変です。

出産後の悪露や生理の始まり方、ケア方法、産褥期の過ごし方などを解説していきます。

 

産後の出血の原因とは?

 

 

お産後から6~8週間のことを産褥期といいます。

産褥期に子宮からドロドロした血の塊や生理以上の大量の血液が出ることを悪露といいます。

悪露が産後の出血の原因です。

 

子宮内に残った分泌物が排出される

 

 

悪露とは、子宮内に残った卵膜、リンパ液、胎盤などが血液として生理のように子宮外へ出されることです。

出産後、悪露は必ず出るものですから病気ではありません。

悪露は日にちなどに個人差はありますが徐々におりものへと戻っていくとされています。

・産後7日後~茶褐色
・14日後~淡い黄色
・1か月後~おりものに戻る

元の状態に戻るのに約6週間から8週間といわれており、帝王切開の方はもっとかかるといわれています。

・強すぎるにおい
・悪露なのに生理痛のような痛みを感じる
・熱が出た
・異常に長引く


このような症状があれば病院を受診しましょう。

 

ホルモンバランスの変化による生理の再開

 

 

生理再開には個人差が大きく、産後1か月で再開した人や、2~3カ月で再開した人など千差万別なためいつ始まるかは断定はできません。

生理がなかなか再開されず心配になりますが、規則正しい生活を心がけて心配しすぎないようにして生理再開を待ちましょう。

授乳中は排卵が抑えられるため生理が始まるのが遅くなるようです。

授乳をやめてから3カ月以上過ぎた、産後1年半以上たって授乳の回数や間が空いていても生理がはじまらないなどがあるときには、病院に行きましょう。

 

産褥期の性行為による出血

 

 

産褥期は子宮の傷を修復していたり、出産での疲労回復のために身体を休めたほうがいい時期です。

免疫力が落ちており、細菌感染をする可能性があるため産褥期に性行為をするのはあまりよくありません。

もし性行為をしたとき、出血して血が止まらない、熱が出たときは病院を受診しましょう。

 

子宮復古不全などの不正出血

 

 

子宮内復古不全は出産をすると妊娠で大きくなった子宮が約6週間ほどでもとの子宮に戻りますが、何らかの原因で戻らない状態になったことをいいます。

主な症状は

・おりものに血が混ざっているような出血
・悪露が異常に長引く
・大量の出血など

そのままにしておくと細菌感染をして産褥熱が出ます。

少しでもおかしいと感じたら病院を受診してください。

子宮復古不全にならないための予防方法は、

・産後、授乳をできるだけ早くする
・トイレを我慢しない
・しっかり睡眠をとる
・栄養もきちんと摂取する

このような予防をして安静にしておきましょう。

 

産後1カ月で出血があったらどうしたらよい?

 

 

妊娠以前の生理と同じ状態になり、1カ月後もまた同じような症状が起きたら生理の可能性があるとされています。

ですが、不安なことがあったら自己判断せず、病院を受診しましょう。

 

出産した産婦人科のお医者さんに相談を

 

 

出産後、悪露がおかしい、体調がすぐれないなどがあれば出産した産婦人科のお医者さんに相談をしましょう。

妊娠中や出産時のママのデータや赤ちゃんの状態など記録されていますし。

また、ママも新生児も両方診察できるため、赤ちゃんが新生児のうちは出産した産婦人科に相談することをおすすめします。

 

ナプキンを当てて安静に

 

 

産褥期は悪露で大量の血液がでます。

普通の生理用ナプキンでは漏れることがあるため、産褥用パットか夜用の生理用ナプキンを使用することをおすすめします。

悪露の量が少なくなった時に普通の生理用ナプキンを使用して、安静にして産褥期を乗り切りましょう。

 

産後のデリケートな体での性行為は避ける

 

産後は出産での傷跡などで痛みや違和感があります。

細菌感染する可能性もあるため、1カ月検診で異常がないことがわかるまで、できるだけ性行為は控えることをおすすめします。

 

産後の出血を抑えるためにできること

 

 

悪露は膣内をきれいな状態にするために起こっていることです。

出血を無理に抑えようとはせず、産褥パットや生理用ナプキンをつけて安静にしましょう。

ですが、悪露が異常に長引いたり、においが強いなどの症状があれば病院にいきましょう。

 

出産後一週間は安静に過ごす

 

 

産婦人科で産んだ場合、産後約1週間は入院するとされており、経産婦さんは入院期間を少し短くすることができるようです。

壮絶な痛みに耐えて出産をした身体はボロボロなため、回復するために1週間は寝床から動かないで安静にしましょう。

 

悪露の排出しきるまで気長にケア

 

 

産後の身体は悪露が出たり、身体に不調があったり何かと大変です。

悪露による出血が不快に感じたり、心配になったりもするとは思います。

ですが、悪露は卵膜や胎盤の残ったものなどを排出して子宮をきれいにしているため、出し切るまで安静にして気長にケアしましょう。

 

出血があるときは入浴を避ける

 

 

悪露により出血があるときは入浴を避けたほうがよいです。

子宮口があいているためお湯が子宮内に入ってきて細菌感染することがあります。

さらに身体が温まるとさらに出血しやすくなり、出血しすぎると貧血にもなるため湯船にはつからないようにしましょうね。

基本的には出産後はシャワーを勧められています。

子宮口が閉じるころ(3~4週間)から入浴してもいいとされていますが、自己判断せず担当医師に聞いてから入浴しましょう。

 

貧血対策に鉄分とビタミンCを摂取する

 

 

産後は悪露で出血が多いため、貧血になりやすいです。

貧血対策に鉄分ビタミンCを摂取しましょう。

鉄分は血液を作る作用がありますが鉄分だけでは吸収されにくいため、ビタミンCと一緒に摂取するのがおすすめです。

ビタミンCと一緒に摂取すれば鉄分の吸収率が上がりますよ。

ですが偏った食事をせずバランスのいい食生活を送りましょう。

 

まとめ

 

 

産後の出血は大量で、悪露なのか生理の症状なのかわかりづらいですよね。

悪露が長引いたり、においが強い、不正出血の可能性があるなど、血液に異常を感じたら自己判断せずすぐに病院に行きましょう。

出血のストレスを少しでも軽減して産褥期を乗り切りましょうね。