妊娠中の気になる胸焼け!原因や解消法を紹介!

2020.09.23

 

妊娠中のママの体には、さまざまな体調の変化が現れます。

食後になんとなく胃がむかむかする不快感や、みぞおちから胸骨にかけての違和感など、胸焼けの症状に悩むママも多いのではないでしょうか。

胸焼けの原因と解消法を知り日常生活を改善して、不快症状を抑えて快適に過ごすコツをご紹介します。

 

妊娠中の胸焼けの原因

 

 

妊娠すると、赤ちゃんの成長ために、ママの体の中はどんどん変化していきます。

その中の症状の一つである胸焼けには、いくつか原因があります。

 

胃腸の働きが弱くなる

 

 

妊娠中に分泌されるさまざまなホルモンにより、胃腸の動きは鈍くなってしまいます。

胃腸の働きが弱くなることで、下部食道括約筋という胃酸の逆流を防ぐ筋肉が緩んでしまい、胃酸が食道に流れ込んでしまいます。

その結果、胸焼けや呑酸の症状が現れるのです。

 

子宮が胃を圧迫する

 

 

妊娠前に鶏卵ほどの大きさだった子宮は、妊娠中期に入ると赤ちゃんの成長とともにリンゴからメロンほどの大きさまで成長しています。

大きくなった子宮に胃が押し上げられることで、胃もたれや胸やけの原因となってしまうのです。

妊娠後期になると成長した赤ちゃんが動き回り、胃や肺を蹴られて驚くママも増えてくるでしょう。

子宮もさらに大きくなることでより胃を圧迫されるので、胸焼けだけでなく息苦しさなどの不快症状を感じやすくなってしまいます。

 

黄体ホルモンの影響

 

 

妊娠すると分泌される黄体ホルモン「プロストゲン」は、赤ちゃんが育ちやすい環境を作るホルモンといわれています。

乳腺を発達させたり基礎体温を上げたりと、妊娠を継続するのに必要なものですが、同時にイライラや眠気、憂鬱などの症状を引き起こしてしまいます。

妊娠中期以降は完成した胎盤からもプロストゲンが分泌されるため、胸焼けや胃もたれなどの胃腸の不快症状が強くなる傾向にあるのです。

 

妊娠中の胸焼けとつわり

 

 

妊娠初期と中期以降では、不快症状の現れ方に変化が出てきます。

しかしそれは、腹の赤ちゃんが成長するために、ママの体が変化している証拠です。

不調が続いてつらいこともありますが、自分の体調と向き合い、無理をせずに過ごしましょう。

 

妊娠初期の胸焼けはつわり?

 

 

 

妊娠初期に胸焼けや胃もたれを感じるときは、つわりの可能性が高いです。

医学的な原因は不明とされているつわりは、妊娠したことに体が適応できず、赤ちゃんを異物として認識してしまうことで起こるとされています。

食べ物の嗜好が偏りやすくなる特徴もありますが、脂っこいものや熱いもの、冷たいものばかり食べていると、悪化することがあります。

胎盤が完成する妊娠12~15週頃には収まることが多いので、周囲を頼って乗り切りましょう。

 

妊娠中期に胸やけがおきやすい

 

 

妊娠中期になると、お腹がだんだん大きくなり、妊婦らしい丸みを帯びた体形になってきます。

子宮が大きくなることで、血行が悪くなったり、便秘になったりとさまざまな症状が現れます。

胃もたれや胸焼けもその症状の一つであり、出産直前まで不快感を感じるママも少なくありません。

 

隠れた病気の可能性もある

 

 

妊娠中のママのうち1割に発生するといわれている妊娠高血圧症候群は、むくみや頭痛、そして胃痛や胸焼けを引き起こすとされています。

ママだけでなくおなかの赤ちゃんの成長を妨げてしまうので、妊婦検診を必ず受けて確認をしましょう。

さらに高血圧が悪化すると、意識障害や肝機能障害を引き起こす「ヘルプ症候群」という病気になることがあります。

ひどい吐き気やみぞおち付近の痛みを感じたら、次の検診を待たずに、早めに担当のお医者さんに相談してください。

 

胸焼けの対処法と解消法

 

 

弱った胃腸に負担をかけてしまうと、胸焼けしやすくなります。

日常生活を改善すれば症状が改善することもあるので、ぜひ実践してみましょう。

 

食生活を見直そう

 

 

食事をするときあまり噛まずに食べてしまうと、胃酸の分泌が間に合わず、胃もたれや胸焼けを引き起こすことがあります。

食べ物は唾液と混じることで消化しやすくなるため、ゆっくりよく噛んで食べることが大切です。

食後は胃酸の逆流を防ぐために、すぐに寝ないようにしましょう。

 

胸焼け中は胃腸に優しい食事を

 

 

ケーキやチョコレートなどの甘いものや、酸味のある柑橘類、脂肪分の多い食べ物は、胃もたれや胸焼けになりやすい食品です。

甘いものが食べたいときはバナナやリンゴを、お肉が食べたいときは脂肪分が少ない赤身を選ぶなど、消化の良い食品を選ぶようにしましょう。

一度にたくさん食べると胃腸に負担がかかってしまうので、一日の食事を5~6回に分けて摂るようにするのがおすすめです。

 

姿勢や衣服を気をつけよう

 

 

妊娠中のママは、大きくなったお腹を守ろうと猫背になったり、バランスを取ろうとして反り返ったりと、姿勢が悪くなる傾向にあります。

前かがみの体制は胃を圧迫してしまうので、食事中は背筋を伸ばすことを心がけるとよいでしょう。

また、お腹をベルトなどきついもので締め付けないようにすることも大切です。

マタニティウェアやゆったりとしたワンピースなどを着用し、体への負担を少なくしましょう。

 

運動前や寝る前は食べない

 

 

食事をした後に体を動かすと、胃に送られるはずの血液が別の場所に送られてしまい、消化不良に繋がってしまいます。

妊娠中は体重管理も大切なので、ウォーキングやヨガを日課にしているママも多いかもしれませんが、食後すぐに活動するのは避けましょう。

また、就寝前の食事も消化不良を起こす可能性があるので、夕食は早めに摂るようにしましょう。

深夜にお腹がすいてしまったら、消化にいいものを少量食べるといいですよ。

 

胸焼けで薬を服用しても大丈夫?

 

 

どうしても我慢ができない胸焼けが続いた場合、市販の胃腸薬に頼りたくなってしまうママもいるかもしれません。

しかし、ご存じの通り妊娠中に薬を飲むことは、赤ちゃんに悪い影響を及ぼす可能性があります。

 

自己判断で飲むのは避ける

 

 

妊娠中は、自己判断で購入した市販薬を利用するのは控えましょう。

妊娠中のママでも安心に服薬できる薬はありますが、有害なものを選ぶと早産や流産を引き起こすこともあります。

必ず妊娠中であることを伝え、ママでも飲める胃腸薬をお医者さんや薬剤師に処方してもらってください。

 

胃もたれが長引くならお医者さんに相談を

 

 

胃もたれや胸焼けは妊娠中のママがなりやすい不快症状です。

しかし、症状が長引いたりひどくなったりする場合は、ほかの病気を併発している可能性があります。

少しでもおかしいと感じたら、無理をせずにかかりつけのお医者さんに相談しましょう。

 

まとめ

 

 

妊娠中は、ホルモンバランスや赤ちゃんの成長によって、胸焼けの症状が強く出てしまうことがあります。

日常の食生活を見直せば予防、改善できることもあるので、どんどん取り入れる工夫をしましょう。

症状がひどくなる場合や長引く場合は、ただの胸焼けだと決めつけずに、お医者さんに相談してくださいね。