産後はどうして体形が変わるの?理由と体形を戻す方法を紹介

2021.01.14

 

妊娠中は、赤ちゃんの成長にともなって、ママの体には大きな変化が起こります。

例えば、体がふっくらしたり、体重が増えやすくなったりと体形の変化に不安を覚えるママもいることでしょう。

赤ちゃんに会える日が楽しみなものの、産後にきちんと体形が元に戻るか心配ですよね。

産後の体形の変化には個人差がありますが、ママの工夫次第では妊娠前の体形に戻すことはもちろん可能です。

そこで、妊娠中に体形が変わる原因や、体形を元に戻すための対策をご紹介します。
 

妊娠と出産で体形が変わる原因は?

 

 

妊娠をすると、赤ちゃんの成長を守るためにママの体形はふくよかになる傾向があります。

妊婦さんといえば、ふっくらとした体形に、まるいおなかというイメージを持つ人も多いことでしょう。

妊娠前は細身だったママも、妊娠をきっかけに体形が変わることはよくあることなのです。

しかし、赤ちゃんが順調に育っている証拠とはいえ、急激な体形の変化に戸惑うママもいますよね。

なぜ、妊娠や出産で体形が変わるのかを知れば、安心ですよ。
 

赤ちゃんを育てるために体重が増加する

 

 

妊娠をすると、赤ちゃんの体重が増えるにつれ、ママの体重も増えるのが一般的です。

体重が増える要因として、赤ちゃんの成長以外にもさまざまなものがあげられます。

例えば、ママの体に脂肪がついたり、目には見えないものの、体内の水分量や血液量が増加したりしています。

さらに、羊水や胎盤の重さなど、体重の増加は赤ちゃんを取り巻く環境に大きく関係しています。

ママの普段の生活に関係なく、体内で起きている変化が体重にあらわれるのです。

しかし、体重が増えすぎると、ママの健康だけではなく赤ちゃんの成長にも悪影響を与えるので注意をしましょう。
 

出産後から体は産前の状態に戻ろうとする

 

 

出産を終えたママの体は、妊娠前の状態に戻ろうとします。

しかし、急激におなかがへこんだり、体重が一気に減ったりするわけではありません。

産後6週間から8週間の産褥期と呼ばれる時期に、大きくなった子宮が元の大きさに戻ろうとします。

その後、産後半年ごろまでを目安に徐々に体形や体重が戻りはじめますが、ママによってスピードや程度には個人差があります。

ますは、産後のデリケートな体をいたわることを優先しましょう。
 

赤ちゃんの抱っこやおんぶの負担が体形に影響

 

 

ママは赤ちゃんのお世話や家事をするために、毎日抱っこやおんぶをしますよね。

姿勢を意識せずに抱っこやおんぶをすると、体形が戻りにくい要因になるので注意が必要です。

抱っこをすると、ママの体の重心は前のほうに移動するため猫背になりがちです。

一方で、おんぶをすると重心が後ろに移動するので、反り腰になりやすいのです。

そのため、体中に余計な負荷がかかり、骨盤がゆがんだり、下腹がぽっこりしたりと体形に悪影響が出てしまいます。

数分だけでも正しい姿勢を意識しましょう。
 

どうして産後の体形が戻らないの?

 

 

育児に余裕が出てきたら、ダイエットをはじめるママもいますよね。

軽い運動や食事制限など、できることから取り組むママがほとんどでしょう。

しかし、妊娠前の体形に戻すには長期的に取り組む必要があります。

なぜなら、出産を機にママは肉体的にも精神的にも大きく変化をしているため、簡単には元に戻らないからです。

なかなか体形が戻らない理由には、どのようなものがあるのでしょうか。
 

骨盤がゆがんでしまうのが大きな原因

 

 

出産で開いた骨盤がきちんと元に戻るのか、ママは心配ですよね。

出産の際に、赤ちゃんが通りやすいようにママの骨盤は大きく開きます。

骨盤が開いたままだと、下半身に脂肪がつきやすくなったり、血流が悪くなったりとママの体形に悪影響を及ぼします。

また、いつも同じほうの腕で抱っこをしたり荷物を持つと、体のバランスが傾き、さらに骨盤がゆがむ原因にもなります。

産後半年ごろまでに自然と元に戻ろうとはするものの、意識して骨盤を整える必要があります。
 

筋肉量が落ちて運動不足になっている

 

 

妊娠中はできるかぎり安静に過ごすことが大切なので、運動不足になってしまいがちです。

特に体の不調がないママでも、妊娠中の激しい運動は禁止されています。

そのため、妊娠前に比べて筋肉が衰え、基礎代謝も低下し、脂肪が落ちにくい状態が続いているのです。

産後、体形を元に戻すためにすぐにでも運動をしたいというママもいるかもしれません。

しかし、出産でママの体は大きなダメージを受けているため、体力の回復には時間を要します。

体調がよくならないまま、急に激しい運動をするのは控えましょう。
 

育児の疲れやストレスで暴飲暴食も

 

 

産後のママは、慣れない育児や睡眠不足、自分の時間が持てないことからストレスがたまりがちです。

そのストレスを発散するために、暴飲暴食をしてしまうママも少なくありません。

暴飲暴食を繰り返すことで、さらに体重が増えてストレスがたまるという悪循環に陥る可能性もあります。

また、妊娠中の厳しい体重管理が終わった解放感だったり、母乳で育てるために食事量を増やしたりするママもいることでしょう。

食事や間食は、気軽にストレス発散ができる方法ではありますが、体形を戻すためには上手に工夫をすることが大切です。
 

体形を戻すおすすめの方法は?

 

 

出産で受けたダメージも少しずつ回復し、育児に余裕が出てきたら、少しずつ体形を戻すことを意識するとよいでしょう。

ママの体が回復する目安には個人差があるので、ママ自身が大丈夫だと思えるタイミングでかまいません。

赤ちゃんのお世話で疲れているママの、リフレッシュにもつながります。

ママの体に負担をかけすぎずに、体形や体重を戻す方法をご紹介します。
 

規則正しい食事と運動が基本

 

 

まずは、規則正しい食事と適度な運動を心がけましょう。

つい暴飲暴食をしているママは、普段の食事を振り返り、栄養のバランスの取れた食生活を意識することが大切です。

実は気づかないうちに、間食が多かったり、脂っこいものや炭水化物ばかり食べていたりする可能性があります。

母乳で育てている場合は、ママの栄養が母乳を通して赤ちゃんに届くため、ママと赤ちゃんの健康にもつながります。

また、簡単なストレッチや赤ちゃんとのお散歩など手軽にできる運動を始めることも効果的です。

日常生活において、正しい姿勢を意識するだけでも基礎代謝をあげることができますよ。

少しでもはやく結果を出すために、過度な食事制限や激しい運動をすることは控えてくださいね。
 

骨盤を意識したトレーニングからはじめる

 

 

出産でゆがんだ骨盤を元に戻すことで、体形は大きく変わります。

産後すぐから使用できる骨盤ベルトもあるので、積極的に活用しましょう。

骨盤が安定することで、体全体のゆがみも解消され、リンパの流れもよくなり痩せやすい体質へと変化します。

自宅でできる骨盤をしめるストレッチを毎日行うことで、徐々に妊娠前の体形に戻すことができます。

横になったままや、赤ちゃんを抱っこしたままできるストレッチもあるので、赤ちゃんと触れ合いながらできるのは嬉しいですね。

また、骨盤矯正を行っている整体院や整骨院を利用するのも効果的です。
 

補正下着で体形をカバー

 

 

毎日育児や家事に追われていると、運動をする余裕がないママもいますよね。

その場合には、補正下着を活用しましょう。

産後約1カ月ごろまでは悪露のケアが大変なため、悪露が落ち着いたころから着用を始めると安心です。

補正下着を着用することで、ぽっこりおなかやゆがんだ骨盤をカバーし、スタイルをよく見せることができます

また、しっかりと骨盤を包んで固定するので、自然と姿勢が正しくなったり、腰痛を改善も期待できますよ。

メーカーや補正下着の種類によって着心地や機能が異なるので、自分に合った補正下着を選びましょう。
 

まとめ

 

 

産後は肉体的にも精神的にも、ママはさまざまなダメージを受けています。

そのうえ、体形や体重が戻らないとなおさらストレスに感じますよね。

しかし、焦って体形を元に戻そうとするとママの体に大きな負担がかかります。

育児に余裕がでてきたら、できることを少しずつ継続することが大切です。

赤ちゃんとのふれあいを大切にしつつ、ママもリフレッシュをかねて自分をいたわることからはじめましょう。