赤ちゃんが手足口病に感染したときの対処方法についてご紹介!
2020.06.26
夏に流行をむかえる「手足口病」。小さな子どもがかかりやすい感染症なので、子供を持つ親としては心配ですよね。
どうして「手足口病」になってしまうのか、予防や対処方法についてご紹介します。
目次
手足口病とは?
主に夏に流行ります。7月頃に感染のピークを迎える事が多いです。
「手足口病」という名前の通り、口の中や手、足に水ぶくれのようなものができてしまう感染症です。
手足口病のウイルスは1種類ではないので一度感染し、完治したとしても別の種類のウイルスの手足口病に感染してしまうことも多いにあります。
感染してしまうほとんどが5歳以下であるため、保育園や幼稚園で周りからうつってしまうこともあり頻繁に感染してしまう子もいます。
手足口病の原因
手足口病はウイルスが体内に入ってしまうことで、感染してしまいます。
「エンテロウイルス」、「コクサッキーウイルス」というのが手足口病の主なウイルスの種類です。
うつる可能性としては飛沫感染、ウイルスを触った手で口や鼻に触ってしまう、ウイルス感染者の便の粒子などを吸い込んでしまうことなどです。
「もう症状がないから大丈夫だろう」とすぐに安心してしまうのではなく二次災害を防ぐためにも消毒を徹底しましょう。
手足口病の感染経路とは?
手足口病は、主に飛沫感染・接触で感染してしまいます。
自分が感染していて、くしゃみや咳をする場合はマスクをしたりハンカチなどで口元を覆うなどしましょう。
感染している方と近くで話さないことも大事です。
赤ちゃんが手足口病にかかったときの対処方法
赤ちゃんは、まだマスクもできなかったりする子も多いですし、なんでも口に入れてしまうことともあり、親としても心配ですよね。
キッズスペースに置いてあるおもちゃもペロペロなめてしまうし、気づいたころにはすでに口の中!ということも多いです。
何科を受診すれば良いのか?
内科で大丈夫です。子供であればだいたいの小児科で薬を処方してもらえます。
手足口病の症状としては掻いたりして潰れたりすることはあまりないですがひどいようなら皮膚科を受診してもいいかもしれません。
食事やお風呂はどうすればいいの?
食欲があるのなら、いつも通り食べさせても大丈夫ですが消化の良いものをあげるといいです。
お風呂はシャワー浴のみにしましょう。湯船につかると体力も消耗しやすいためウイルスに感染しているときは避けましょう。
そしてなによりウイルス感染者が浸かった湯船に感染していない人が浸かることで感染してしまう可能性もあるので気をつけましょう。
保育園は休ませるべきか?
保育園によっては、手足口病になると登園しないでくださいというところもあります。
お仕事をしているママ、パパさんからすると手足口病になっているけど熱はなく元気な子供を登園させられないのは困りますよね。
しかし保育園は、たくさんの小さな子どもがいます。
自分の子は軽症で済んだとしても他の子にうつしてしまったら重症化する可能性もあります。
感染を広げないためにも登園は控えましょう。手足口病の症状が収まってからも5日ほどは休むのが良いです。
まとめ
今回は、手足口病についての原因や対処方法をご紹介しました。
もう夏本番間近ということで手足口病にうつる確率も高くなってきます。
小さなお子様がいらっしゃる家庭では、不安になりますよね。
外から帰ってきたときは、必ず手洗いうがいをし、身につけているものにアルコール消毒したり、拭いたりして少しでも感染の可能性を低くしましょう。
是非、参考にしてみてくださいね。